ゆったりLDKに笑顔が集まる、家族みんなの憩いの空間。
直線的なラインが印象的なI邸。家の前には半透明のスタイリッシュなカーポートがあり、脇にはシンボルツリーのシマトネリコが風に揺られています。玄関前にはポーチを作り、外からの視線をさりげなくブロック。雨風も防いでくれるので取り付けて大正解。外観のアクセントにもなっています。室内はゆったりとしたLDKを中心に和室や水まわりを結んだ動線のスマートさがポイント。そして回遊性にもこだわりました。また、子育て真っ盛りの奥さまもキッチンからワンフロアが見渡せるように配慮されています。生後10ヵ月の太陽くんは、この広々としたLDKを縦横無尽にハイハイしているのだとか。ここまで広い空間ならストレスなくハイハイできそうですね。
じつはこの間取り、ご主人が手描きで持ち込んだ図面がベースになっています。「素人ながらいろいろ考えました。できるかどうか不安でしたが、想いを込めて理想を持ちこんだんです」とご主人。その理想はほぼ原形をとどめた形で実現しました。「オンリーワンの家づくり」をコンセプトに掲げるフォルムハウスだからこそ、施主の想いをカタチにできたのでしょう。
Iさんとフォルムハウスの出会いは本誌「香川の家」。施工事例を眺めていると、近代的なデザインの家を多く手がけており、和空間もモダンにデザインしているフォルムハウスが候補に挙がりました。また、I邸とフォルムハウスの事務所がとても近かったということも決め手のひとつに。「最初の訪問も確かアポイントもなしでうかがったように思います」とご主人は当時を振り返ります。「今でも困ったことがあったら、すぐに声をかけて来てもらっています。礒野社長は親身になってくれるし、本当に心強いですね」と奥さまも太鼓判を押してくれました。